■HOME>学習のページ>び生物が水をきれいにする   

び生物のはたらき


微生物(びせいぶつ)の中には原生動物、後生動物という顕微鏡(けんびきょう)で観察(かんさつ)できるほど比較的(ひかくてき)
大きい種類(しゅるい)がいて、さらに体の小さい細菌類(さいきんるい)を食(た)べているということがわかりましたね!
では、その細菌類はどのようなものを食べているのでしょうか???


じつは下水処理施設(げすいしょりしせつ)にいる細菌類が
水中(すいちゅう)の汚(よご)れ(有機物(ゆうきぶつ))を食べて(分解(ぶんかい)して)くれているのです。
これらの細菌類は人間にとって役立(やくだ)つものと害(がい)になるものがいます。

例(たと)えば虫歯(むしば)って歯(は)に穴(あな)があいてすごく痛(いた)いですよね。
これは口(くち)の中(なか)にいる細菌(さいきん)が歯(は)に残(のこ)っている食べカスを分解(ぶんかい)することで酸(さん)ができて歯を溶(と)かしてしまうからなのです。
 
 

 他(ほか)にもこんな経験(けいけん)ないですか?

 
台所(だいどころ)の生(なま)ごみをそのままにしておくとすごくくさくなってきますよね!
これは細菌類(さいきんるい)が生(なま)ごみを分解(ぶんかい)して悪臭(あくしゅう)の原因(げんいん)となる物質(ぶっしつ)を発生(はっせい)させているのです。おならがにおうのもお腹(なか)の中(なか)で細菌(さいきん)が活動(かつどう)していて腸内(ちょうない)でガスを発生(はっせい)させるからなのです。


このように、歯(は)をとかす酸(さん)を出(だ)したり、くさいにおいの物質(ぶっしつ)を出(だ)したりするような
迷惑(めいわく)な細菌(さいきん)がいる反面(はんめん)、役(やく)に立(た)つ細菌(さいきん)もいますよ


   考えてみよう
人間にとって役立つ細菌・役立たない細菌はどのようなものがあるかな? 




細菌類(さいきんるい)のかつやくによって作(つく)られている
食(た)べ物(もの)はかなり多(おお)く、
みそやチーズやヨーグルト、パン、
納豆(なっとう)、ビール、日本酒(にほんしゅ)などなど。
だれもが知(し)っているような食(た)べ物(もの)が
細菌類(さいきんるい)のはたらきによって作られています。
 
 

また医薬品(いやくひん)の分野(ぶんや)でも、世界(せかい)ではじめての抗生物質(こうせいぶっしつ)ペニシリンが
青(あお)カビのはたらきによって発見(はっけん)されました。

このように、細菌類(さいきんるい)はあらゆる場所(ばしょ)に存在(そんざい)していていろいろなものを食(た)べて(分解(ぶんかい)して)
自分(じぶん)のエネルギーにかえているのです。
その食(た)べる(分解(ぶんかい))時(とき)に酸(さん)や悪臭物質(あくしゅうぶっしつ)ができたり、アルコールができたりするのですが、
人間にとって役(やく)に立(た)つ物質(ぶっしつ)を作(つく)ってくれる細菌(さいきん)と、迷惑(めいわく)な物質(ぶっしつ)をを作(つく)る細菌(さいきん)が
存在(そんざい)するのです。

これらの細菌類(さいきんるい)はうまくおつきあいしていければ人間(にんげん)にとって
大変重要
(たいへんじゅうよう)
な生(い)き物(もの)なのです。



さて、下水処理施設(げすいしょりしせつ)にいる細菌類(さいきんるい)も同(おな)じく水中(すいちゅう)の汚(よご)れを食(た)べて(分解(ぶんかい)して)、
最終的(さいしゅうてき)に人間(にんげん)の生活(せいかつ)にとって害(がい)のない
二酸化炭素(にさんかたんそ)、水(みず)、窒素(ちっそ)などの物質(ぶっしつ)にかえてくれているのです。
だから汚(よご)れた水(みず)がきれいになるのですね。


 考えてみよう 
水中の汚れを食べてきれいにしてくれる微生物とは? 
「び生物が水をきれいにする」TOPに戻る