顕微鏡を使って活性汚泥を覗いてみるとこんな感じです

<<説 明>>

茶色の固まりはフロックと呼ばれるもので、実は非常にたくさんの「細菌類」が引っ付きあって増えた結果です。

この他に、一緒に見ることができる微生物は、「原生動物」や「後生生物」などがいます。

下水中の汚れは、主に「細菌類」がエサとして食べることにより分解されています。

 

浄化センターでは、今見た下水処理の主役である微生物を上手に育てる努力をしています。

<<下水からきれいな水へ>>

下水中の汚れや生物反応槽での酸素の量、水温などの条件をうまく調整してあげると、細菌類は汚れを分解して、下水をきれいな水に変えながら、小さな固まりから大きな固まりへと、どんどん成長します。

すると、細菌類(フロック)は、大きく、沈みやすくなり、少しの時間をおくだけできれいになった上澄みとに簡単に分けることができます。

あとは、この上澄み水を取り出し、消毒すれば海や川へと放流することができるようになります。

30分後……

 

 顕微鏡を覗いたときに、ここに出てきた微生物が多く現れたときは、順調に下水が処理されているときです。

 でも、浄化センターに入ってくる下水の汚れが少なすぎたり、逆に多すぎたりするとまったく違った形の生物が出現してそれを教えてくれます。
 その形は……
(この話の続きを 知りたい


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