平成25年9月20日
秋分(しゅうぶん・月の砂の大きさって?) 〜松阪浄化センター〜 |
9月23日は二十四節気の秋分(しゅうぶん)です。 秋分は、ちょうど彼岸の中日に当たります。『暑さ寒さも彼岸まで』と言いますが、本当に夜風が涼しいと感じられる季節になってきました。 昨晩は中秋の名月。 松阪浄化センターでも、日没とともにまん丸なお月様をおがむことができました。 さて、このお月様ですが、地表面は細かい砂で覆われていることが知られています。 その砂の大きさは、直径およそ0.05mm(50μm(マイクロメートル))ということです。海岸にある細かい砂でも、だいたい0.2〜0.3mmの大きさなので、それ以上にたいへん細かいということが分かります。 まさにミクロの世界。 下水処理場に発生する微生物の大きさで言うと、クマムシの卵と同じぐらいの大きさです。 |
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脱皮した抜け殻に産み付けられた卵(矢印の先)。 |
大人のクマムシ(左が頭) |
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このクマムシ、下水処理場では割と普通に見られる微生物ですが、極限環境でも生きていけることから、よく「最強の微生物」と呼ばれています。 NASAのスペースシャトルでの実験では、宇宙空間でも10日間生存できることが分かりました。宇宙空間での生存が確認された最初の動物になったそうです。 |
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中秋の名月に満月を見られるのは、次は8年後だそうです。 8年後、「クマムシが月面で○日間生存」なんてニュースが聞けるかもしれませんね。 |