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平成25年7月5日

小暑(しょうしょ・微生物は夏バテ知らず?)

〜松阪浄化センター〜  

 

7月7日は二十四節気の小暑(しょうしょ)です。

 小暑とはだんだんと暑さが強くなっていく頃という意味で、いよいよ夏が本格的に始まりますね。

下水道の水処理の方では、気温の上昇と共に水をきれいにしている微生物も元気になっていきます。

 

そして、水質項目のひとつ、富栄養化の指標である全窒素(T-N)が上手く処理できるかどうかは、微生物の頑張りに大きく左右されます。

下の表は、松阪浄化センターの全窒素の処理が良好な月ベスト3を表しています。

表を見ると、7月が毎年上位に食い込んでいるのが分かります。

この時期の微生物は元気が良く、水の中の汚れを栄養としてどんどん食べていってくれるので、水がきれいになっているのですね。

そして寒い時期、11月〜3月はベスト3に入ってきません。冬に動きがにぶくなるのは、動物も微生物も同じですね。

 

 

 松阪浄化センター放流水の全窒素(T-N)が良好な月ベスト3(過去5年分)

 

H24年度

H23年度

H22年度

H21年度

H20年度

1

10

7

6

10

6

2

7

9

5

8

7

3

6

6

7

7

4

 

 

 暑い夏がスタートしますが、微生物にならって、しっかり栄養をとって、夏バテしないよう乗り切りたいものですね。

 

さて、7月7日は七夕でもあります。短冊に願い事を書いた方も多いのではないでしょうか。

 上の絵のウォーターくんも短冊をかけようと必死ですね。どんな願い事を書いたのでしょうか。

 

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