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平成25年6月21日

 夏至(げし・日照りと下水道)〜松阪浄化センター〜

 

6月21日は二十四節気の夏至(げし)です。

日本を含む北半球では、一年で一番昼の時間が長い日です。

 

とは言え、この時期は梅雨の真っただ中。昼が長いといって日照(にっしょう)時間(太陽が出ている時間)も長いわけではありません。

 

 さて、雨降りと下水道の水の量の関係は、以前に書いたとおりですが、今日のお話は、『日照時間と下水量』についてです。

 

 

道路の下を走っている下水道にとって、日照時間は一見関係ないように思えます。

ところが、日照時間が長い日にも、下水の量が増えることがあります。

 

 曇天が続いた後の晴れた日に特に多くなります。

 

 その理由は…洗濯だと思われます。

 洗濯日和には、みんなこぞって洗濯をしたくなるものです。

 洗濯には、1人が1日あたり水を約40リットル使うと言われています。

そして、松阪浄化センターを下水道として利用している人口は約10万人います。洗濯だけで1日約4千トンの水が流れ込んでくることになります。

 たかが、洗濯。されど洗濯ですね。

 

さて、下水道で活躍する微生物

水の量や質の変化にはあまり強くはありません

 

 節水方法のひとつに、お風呂の残り湯を洗濯に回すというものがありますね。家庭内での水の再利用は、1日ごとの水の量の変化が少なくなるので、下水道の微生物にとっても、やさしい利用法なのです。

 

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