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平成25年6月5日

 芒種(ぼうしゅ・水田は生き物の宝庫)〜松阪浄化センター〜

 

 

6月5日は二十四節気の芒種(ぼうしゅ)です。

芒種はイネや麦などの穀物の種をまく時期ということで名付けられていますが、

現代の田植えは4〜5月頃で、芒種の時期よりも早くなっていますね。

 

 

さて、松阪浄化センター周辺では、冬小麦が穂をつけ、麦秋を迎えています。

 

一方、水田はというと、田植えもすっかり終わり、稲が青々と成長してきました。

 この時期は水田やその周辺などに水たまりがたくさんできます。

そういった、季節限定で水がたまる場所を、「一時的水域」といいますが、そこには、オタマジャクシや水生昆虫、貝類、はたまた水と一緒に流されてきた小魚など、様々な生き物を観察することができます。

 

 そして、場所によってはミジンコが大量に発生します。

大量に発生したミジンコは、コイの稚魚たちにとって、非常に良いエサになりますので、毎日せっせと採取しています。

 ミジンコを食べてすくすく育ったコイたち。

誕生からひと月が経ち、姿かたちもすっかりコイらしくなってきました。

 

この子たちは、7/20()21()に開催される「Mieこどもエコフェア」に出展予定です。

 今年も様々な内容で皆様をお待ちしていますので、ぜひお越しください。

 

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